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アカウントメニューからディレクトリへの移行と、ID数計算の元データ変更のお知らせ

Katsutoshi Murakami 更新 by Katsutoshi Murakami

お客様各位

いつもマネーフォワードAdminaをご利用いただき、誠にありがとうございます。サービスの重要な変更点についてお知らせいたします。不明点につきましてはチャットよりご連絡いただけますと幸いです。

[お知らせの内容]

  1. 課金ロジックでID計算の元となるデータソースをアカウントメニューからディレクトリメニューに切替えいたします。
  2. アカウントメニューを順次クローズし、ディレクトリメニューに統合いたします。

これにより、ID数の増・減が発生する可能性があります。

影響がないまたは減額のお客様は、11月末から12月末にかけて課金ロジックが切り替わります。その後アカウントメニューが終了になります。増額等の影響があるお客様は個別ご連絡もいたします。12月末から1月末にかけて切り替えを予定しています。

アカウントメニューの停止について運用上支障が発生する場合はご連絡ください。

より詳しい情報は、以下をご確認お願いいたします。

切り替えスケジュール

  1. 現在ご利用中ではなく、テナントが停止状態のお客様 -> 11月29日に全実施
  2. 現在利用中で影響がないお客様 -> 11月29日に課金ロジック切替、12月27日にアカウントビュー閉塞
  3. 現在利用中で影響が大きいお客様 -> 12月27日に課金ロジック切替、1月31日にアカウントビュー閉塞 + 個別対応

課金ロジックの切り替え

段階的に実施されます。主に影響のないお客様から順に11月末から12月末にかけて対応を行います。

増額等の影響のあるお客様は12月末頃に変更される予定です。 また現在、請求書または年次払いのお客様は、次回の更新タイミングまでは支払額に影響することはございません。大きな変更(特に増額)が予想されるお客様には、別途ご連絡の上、確認を行います。

アカウント画面の閉鎖

課金ロジック切り替えが無事に完了した後に、順次クローズしていく予定でございます。

クローズ日が決まったお客様から画面にバナーを表示いたします。11月末から1月末にかけて順次進める予定です。

もし運用上不都合がございましたら暫定的に延長を対応可能ですので、チャットサポートからお問い合わせください。

ID数変更予定の確認方法

現在のID数と、予定されている未来のID数の違いは、設定ページの「支払い」タブにて、 11月5日火曜日からご確認いただけます。大きな増額の変更が予想されるお客様にはその後数日以内に直接ご連絡させていただきます。

もし、新しいディレクトリ画面での運用方法や、利用方法についてご不安がある方は遠慮なくサポートチャットまでお問い合わせください。WebMTGやチャット等でご支援させていただきます。

ご不明な点やご不安がありましたら、お気軽にお問い合わせください。引き続き、当サービスをご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。

   

背景

これまでアカウントメニューは自動で人事データベースを構築する仕組みでした。

フルオートメーションで上手にデータを分類し、ユーザーの皆様の”データ整備作業”を開放してきました。

そして、さらなる発展にむけてより柔軟でカスタマイズ性の高い新しい「ディレクトリ」メニューをリリースいたしました。ディレクトリメニューではより詳細な従業員データの管理が可能になります。

『マネーフォワード Admina』、情シス向け従業員DB「Admina Directory」 を正式リリース

情シスの皆様にとっては、任意の人物の追加、契約形態やステータスの変更、管理対象外への除外など、幅広いカスタマイズが可能です。新しいディレクトリを中心に、今後もオートメーション機能や人事マスター機能を拡張し、さらに便利で効率的なシステム管理を実現してまいります。これにより、情シス業務の自動化やデータの集約を一層支援いたします。

これに伴い、

  • 従来のアカウントメニューはディレクトリに統合され、順次クローズします。
  • また、課金計算のデータソースも切り替えが必要となります。

この変更は機能の移行に伴うものであり、価格アップを意図するものではなく、実際に多くのお客様は2ヶ月経過してID数に変化は発生いたしません。しかし、一部のお客様は増減が発生いたしますので詳細についてご説明させていただきます。

   

新しいID数の計算方法

今後は、ディレクトリメニューに表示されるID数を基準に課金が行われます。

具体的には「社内ID」かつ「就業中」のステータスを持つIDが対象となります。

従来からある従業員マスターとの同期や、同期時の判定処理に関する大きな変更はありませんが、以下のケースではID数が増加する可能性があります。

  • これまで従業員マスターの種類によっては正しくメールアドレスのドメインマッチできなかった従業員IDがゲストとして登録されていた問題が解決され、ドメインマッチによる正しい社内IDとして登録されるようになりました。
  • CSVやAPI、手動で追加された従業員IDがメールアドレスのドメインマッチによって社内IDとしてカウントされるようになりました。

 

除外のオプション

ご指定のIDを管理対象外(課金計算外)とすることもできるようになりました。これにより意図せずID数として計上されていたものを除外することができます。

  1. 社内IDを「未管理ID」として設定しなおすことで課金計算から除外できます。
  2. SaaSアカウントもデバイスも紐づいていない場合に限り、削除・アーカイブができるようになりました。
  3. 入社前・休職中などの就業状況を正しく手動登録することで課金対象外とすることができるようになりました。

※ 未管理IDとは、日々のモニタリングの対象外とする設定です。アラートの計測などに含まれなくなります。

    

課金額で差額が出る主要因

請求対象のID数に従来のアカウントメニューと差異が発生しているお客様の主な要因と、対処法について記載いたします。

ディレクトリデータの一括修正用のツールをCLIツールにて11月にご提供予定です。それまでは当社にご依頼いただければ対処させていただきます。またその後はCLIツールを自社で実行していただくことでケース1とケース2を自動処理出来るように設定可能になります。

ケースID

増減

要因

対処

1

増加要因

サービス数0だけどIDが残っているため。

内容:

従業員マスターにいないIDまたは、手動でステータス管理しているIDが

在籍中になっているが、サービス数(既に退職処理済?)は既に0である。

アカウント画面ではサービス数が0になると除外・非表示していましたが

ディレクトリビューでは表示対象に変わったためです。

当該ディレクトリデータを

1. アーカイブする

2. 削除(完全削除)する

3. 退職済にする

4. 未管理IDにする

2

増加要因

同じ人物が違うメールドメインで別々のデータと登録されているため。

内容:

社名変更、グループカンパニーなどの設定により、実際に1名の人物が2つのメールアドレスを保有しているケースで、それがそれぞれ別のレコードとしてカウントされている。

当該ディレクトリデータを

1. マージして1つのデータに束ねる

2. 使っていないドメインはドメイン設定から外し、社外IDとする

3. 未管理IDにする

3

増加要因

これまで従業員が社外IDと判定されていたものが正しく判定されるため

内容:

これまでは従業員マスターによっては、ドメインマッチによる判定が動きませんでしたが、ディレクトリの登場によりドメイン設定が行われるようになりました。それにより今まで "従業員マスターにいない" けれど "自社のメアドを持っている" 例えば業務委託の人などがゲスト登録されていました。それらが今後、社内IDとして管理対象になります。

特に対応は不要ですが、除外の場合は未管理IDとしていただくことができます。

ドメインマッチを止める事はできません。

4

減少要因

未管理IDまたは就業中以外のステータスを利用しているため

内容:

ディレクトリが登場したことにより、本来は計測対象外としたいIDを "未管理ID"または"就業中以外( = 下書き等)"として登録可能になりました。それにより計算対象から除外され減少要因になっております。

特に対応は不要ですが、正しいステータス状態に変更していただくことをおすすめします。

関連するヘルプページはこちらをご参照ください。

【ディレクトリ】Admina Directory - マネーフォワードAdmina | ヘルプセンター

SaaSアカウントを他のアカウントに手動で紐付け(名寄せ/マージ)する - マネーフォワードAdmina | ヘルプセンター

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