目次

3.イベントログでSaaSの利用状況を確認する

SaaSのアクセス状況の確認

Adminaでは以下の方法でSaaSへのアクセスログを確認できます。

  1. Googleログインによるアクセス状況の確認
    Google Workspaceと連携している場合、Googleログインを利用してアクセスしたSaaSのアクセス状況を確認できます。詳細は【参考記事】Google Workspaceを利用したシャドーIT検出の仕組み(詳細)をご覧ください。
  2. Microsoft365/Microsoft EntraIDによるアクセス状況の確認
    Microsoft Entra ID Premium P1/P2ライセンスのあるアカウントでMicrosoft365/Microsoft EntraIDを連携している場合、Microsoft365/Microsoft EntraIDのログインを利用してアクセスしたSaaSのアクセス履歴を確認できます。
  3. Adminaの拡張機能によるアクセス状況の確認
    拡張機能がインストールされたブラウザでのサービスのアクセス状況を確認できます。Adminaの拡張機能の詳細はAdmina用ブラウザ拡張機能を配布してシャドーITを検知・SaaSアクティビティを取得する をご覧ください。

   

イベントログの確認

インテグレーション > イベントログで確認します。サービス名やメールアドレスでのフィルタが可能です。

※ 3ヶ月分のログを確認できます。

  • サービス名:検出したSaaSの名前を表示します。
  • イベント名:認証(Authorize)、破棄(Revoke)などのイベントを表示します。
  • 発生日時:検出日時を表示します。
  • EMAIL/UUID:アクセスしたメールアドレスおよび*UUIDを表示します。
  • ドメイン:拡張機能が検知したドメインを表示します。
  • ソース:検出方法「Googleログイン(Goole OAuth)」「Microsoft365(Microsoft OAuth)」
    「Microsoft EntraID(Microsoft OAuth)」、拡張機能(ブラウザ Extension)を表示します。
    詳細はシャドーITの主な検出方法もご参照ください。
*UUIDは、Admina拡張機能でメールアドレスが設定されていない場合に表示します。UUIDの確認方法および、メールアドレスの設定はそれぞれ次のリンクをご覧ください。
Google Chromeの場合
Microsoft Edgeの場合の設定
イベントログのソース「Microsoft OAuth」を取得には、Entra ID Premium P1 または P2 ライセンスが必要です。(参考URL

  

イベントログのエクスポート

イベントログは以下の2種類のレポートのエクスポートが可能です。右上の[エクスポート]からエクスポートする形式を選択し、エクスポートします。

無加工データ(CSV)

月ごとの概要(XLSX)

無加工データ(CSV)

イベントログページでフィルタしたデータをCSVファイルに出力します。エクスポートされる内容はUIで表示される内容と同様です。

※出力件数は最大2万件です。

   

サマリーレポート(XLSX)

月ごとにまとめたレポートをExcelファイルに出力します。最大1年間の期間を指定してエクスポートが可能です。

エクスポートしたデータは月ごとに以下2つのタブに分けて表示します。

  

  • service タブ
    • Service name:その月に検出したサービスの名前です。
    • Event log count:イベントログで検知したレコードのの合計を表示しています。
    • Number of uers : そのサービスに何人のユーザーがアクセスしたかの回数を記録しています。

  

  • service_email タブ

各サービスでどのユーザー(メールアドレス)が何回そのサービスにアクセスしたかマトリクスで表示します。

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2-6.Diagデータを取得する

4.シャドーIT管理台帳の使用方法

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