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クラウドサービスアカウントを削除する際のデータ消失の可能性についての注意事項

Katsutoshi Murakami 更新 by Katsutoshi Murakami

注意事項

Adminaでは従来、意図せず重要なコンテンツを削除してしまうミスオペレーションを回避する為、コンテンツがロストしてしまう可能性のあるクラウドサービスのアカウントの削除オペレーションでは無効化のみを許可してきました。しかしデータ削除と共にアカウントを削除したいというニーズにお答えするため、2024年より注意事項を表示しながら、アカウントとコンテンツの削除を行えるオペレーションを開放しています。

 

アカウントの無効化と削除

特定のクラウドサービスでは、クラウドサービスのアカウントは無効化削除の2つの方法があります。

削除のオペレーションを選択した場合に、削除対象のアカウントが保有するコンテンツデータと共にアカウントを削除されるクラウドサービスがあります。操作には十分にご注意ください。

 

操作前に必ずご確認いただきたい事項

具体的な対象サービスと対象データはアカウント削除と共にコンテンツも削除もされるクラウドサービスの表をご確認ください。

この削除オペレーションを実行すると、削除対象のアカウントはクラウドサービスから完全削除されます。

同時にそのアカウントが保有するコンテンツデータ(メールボックスのメールデータや、マイドライブのデータなど)も永久に削除され、それらのデータは復旧できません。 

 

アカウントを削除する場合、コンテンツも消えるというリスクや仕様を認識した上で実行をお願いします。

削除されたコンテンツはクラウドサービス側の仕様により復旧できる場合もございますが、基本的にはAdmina側では復旧できないことをご認識ください。

 

画面表示(警告メッセージと確認チェックボックス)

この様な強い影響のある削除オペレーションを実行する際には、以下のような警告メッセージと確認チェックボックスが画面に表示されます。十分に確認してから次のステップにお進みください。

  

アカウント削除と共にコンテンツも削除もされるクラウドサービス

サービス名

削除される可能性のあるデータ

削除時にAdminaでデータ移譲できるか

復旧可否

公式ガイド

Google Workspace

Google Workspaceのすべてのデータ(カレンダー、メール、マイドライブのファイル、Looker Studio、Class Room)

Google サイトのページ

Google Playデベロッパーアカウント など

Adminaではできない

Google側の操作によって20日間可能

🔗 組織からユーザーを削除する

🔗 最近削除したユーザーを復元する

Microsoft 365 / Microsoft Entra ID(Azure AD)

Microsoft365に関連するアプリケーションのデータ

メールと連絡先、OneDrive、SharePoint

Planner、To-Do、Outlook タスク

Teams

Office アプリケーションとライセンス、など

Adminaではできない

Microsoft / Entra ID側の操作によって30日間可能

🔗組織からユーザーを削除する

🔗Microsoft 365 管理センターでユーザーを復元する

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