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SaaSアカウントを他のアカウントに手動で紐付け(名寄せ/マージ)する

Yasuhiro Miyoshi 更新 by Yasuhiro Miyoshi

機能概要

取得したSaaSアカウント(ゲスト・従業員)を、別の従業員アカウントやシステムアカウント、ゲストアカウントに

手動で紐付け(マージ)を行います。以下のような用途にご利用いただけます。  

  • Githubなどメールアドレスが取得できない、不明アカウント従業員への紐付け(退職者管理が可能になります)
  • 従業員マスタと異なるドメインのメールアドレス(ゲストアカウント)を、サブとして紐付け(同一人物としての管理)

【運用例】

従業員マスタにGoogle Workspaceを利用。Microsoft 365をonmicrosoft.comドメインで運用している場合、onmicrsoft.comのアカウントをGoogle Workspaceのドメインのメールアドレスに紐付けて、退職管理を行う。

 

運用例:不明アカウントの管理

  1. AdminaにSaaSを連携する
  2. Adminaに不明なアカウントを検出
  3. マージで従業員などのユーザータイプのアカウントと紐付けを行う

  

アカウントの紐付け方法(マージ)

アカウントの選択

左メニューの アカウント へ移動します。マージには2通りの方法があります。

  1. 一括変更:メニュー右に表示されている[マージ]ボタンをクリックします。
  2. 個々変更:マージ元のアカウントの右端をマウスで選択すると[マージ]ボタンが表示され、[マージ]ボタンをクリックします。
選択可能なアカウントはユーザータイプが、社外、もしくは不明のアカウントです。

 

マージの実行
  1. マージボタンをクリックするとマージ可能なアカウント一覧(もしくは個別に選択したアカウント)が表示されます。
  1. [マッチする既存のアカウント]から[アカウント]のプルダウンボタンを紐付け先のアカウントが表示されます。
紐づけ先アカウントの表示件数は50件までとなります。対象が表示されない場合、表示名/メールアドレスで検索ください。

  1. 紐付け先のアカウントを選択し、[適用]ボタンをクリックします。
紐付け先として選択が可能なユーザータイプは、従業員システム社外のいずれかです。

マージに成功すると、メッセージが表示されます。

 

マージ結果の確認

マージ先のアカウントを選択します。マージに成功すると「さらに○件」と、マージしたアカウント数が表示されますのでクリックします。

さきほど紐付けたアカウントが表示されるか確認ください。

 

アカウントの分離(アンマージ)

  1. アカウントの紐付けを解除し、マージ前の状態に戻します。
  1. マージ後のアカウントをアカウント一覧から選し、[分離]ボタンをクリックします。確認画面が表示されますので、[分離]をクリックします。
  1. 分離に成功するとマージを解除しましたと表示されます。
  1. アカウント一覧に分離したアカウントが表示されること確認ください。

補足

APIでのマージ・アンマージ

それぞれ以下のAPIで対応可能です。

留意事項
  • マージを行ったアカウントはアカウントの一覧から表示されなくなります。マージ元のアカウントをご確認ください。
  • マージを解除するとアカウント一覧に再度表示されるようになります。
  • マージや解除は、連携SaaSが正常に同期されている状態で実施ください。

  

マージ対象

手動で紐付けが可能な、マージ元・マージ先のユーザータイプは以下のとおりです。

ユーザータイプの詳細は【ディレクトリ】Admina Directory 補足1:ユーザータイプ をご覧ください。

ユーザータイプ(マージ元/マージ先)

社内ID

社外ID

システムID

不明

未管理ID

社内ID

-

-

-

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社外ID

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システムID

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不明

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未管理ID

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