目次

Jamf(Pro)

事前準備(Jamf Pro

APIロールの作成

Jamf Proで API クライアントに権限を付与するには、まず権限セットを定義するAPIロールを作成する必要があります。APIロールを1 つ以上をクライアントに割り当てて権限を付与できます。

  1. Jamf Proのサイドバーで設定 をクリックします。
  2. システムセクションのAPIロールとクライアントをクリックします。
  3. ペイン上部にあるAPI ロールタブをクリックします。
  4. 新規をクリックします。
  5. API ロールの表示名を入力します。任意の名前を入力します。
  6. 権限セットを入力します。次の権限をセットしてください。
    Read Accounts
    Delete Accounts
    Create Accounts
    Jamf Pro User Accounts & Groups(Read)
    MDM連携を実施する場合、上記に加えて、以下の権限を併せてセットしてください。
    Read Buildings
    Read Departments
    Read Mobile Devices
    Read Computers
    Read Sites
  7. 保存 をクリックします。

     

APIクライアントの作成

  1. Jamf Proのサイドバーで設定 をクリックします。
  2. システムセクションのAPIロールとクライアントをクリックします。
  3. ペイン上部にあるAPlクライアントタブをクリックします。
  4. 新規をクリックします。
  5. APlクライアントの表示名を入力します。
  6. APIロールフィールドで、作成したAPIロールを追加します。
    後でアクセストークンの有効期間の値を変更しても、API クライアントから以前に生成されたアクセストークンには影響しません。同様に、クライアントを削除または無効にしても、以前に生成されまだ有効なアクセストークンへのアクセスは不許可になりません。長めの値を設定すること推奨します。ただし、クライアントに割り当てられた API ロールに変更を加えると、すべてのアクセストークンに直ちに影響します。
  7. クライアントシークレットを生成するには、APIクライアントを有効にするをクリックします。
  8. 保存をクリックします。

   

クライアントシークレットの作成

  1. Jamf Proでアクセストークンの生成元となるAPIクライアントに移動します。
  2. クライアントシークレットを生成をクリックします。確認ダイアログが表示されます。
  3. シークレットを作成をクリックします。ポップアップウィンドウにクライアントIDおよび、クライアントシークレットが表示されますので保存します。
    クライアントシークレットが表示されるのは 1 回のみです。ダイアログを閉じる前に、必ず安全な場所に保存してください。

     

ワークスペースキーの取得

Jamfにログイン後、URLの一部分がワークスペースキーとなるので、保存します。

http://{ワークスペースキー}.jamfcloud.com

     

インテグレーションのセットアップ(Admina)

  1. Adminaのインテグレーション > インテグレーションでJamfと検索します。 
  2. 前の手順で取得したークスペースキークライアントIDクライアントシークレットを入力し、連携するをクリックします。
  3. MDM連携する場合、取得データの種類:デバイスにチェックを入れ、連携するをクリックします。
    デバイスグループフィルタにJamfのサイト名を入力するとサイトに属するデバイスのみが取得されます。
  4. Jamfとの連携に成功すると、アカウント一覧に登録済のユーザー情報が表示されます。 
    正常に完了しない場合は、インテグレーション画面のステータスタブから編集し、再度連携をお試しください。
    解決しない場合は詳細を記載の上、チャットでお問い合わせください。Jamfの連携概要は連携ページをご覧ください。

                            

MDM連携

デバイス管理機能をご利用の場合、Jamfとのデバイス同期が可能です。詳細はMDM連携に対応SaaSとAdminaデバイス台帳を連携するをご覧ください。

同期対象項目

Admina側の項目

同期パターン

Jamf側 (computer)

Jamf側 (phone)

補足事項

資産番号

(2)Adminaベース

<mdmname>_<hostname>

<mdmname>_<hostname>

重複した場合はプレフィックスがつきます。

モデル名

(2)Adminaベース

ハードウェア > モデル

ハードウェア > モデル

シリアルナンバー(IMEI)

(1)MDMベース

ハードウェア > シリアル番号

ハードウェア > シリアル番号

マージキーです

Email

(2)Adminaベース

ユーザと位置 > Eメールアドレス

ユーザと位置 > Eメールアドレス

Adminaのディレクトリに存在しないメールアドレスでも、ディレクトリとデバイスの紐付けは実行されます。

その際にディレクトリの項目にもメールアドレスが追加されます。

種別

(2)Adminaベース

ハードウェア > モデル識別子

ハードウェア > モデル識別子

iMacはデスクトップPC、それ以外はラップトップPC、PhoneはPhone

ステータス

(2)Adminaベース

ユーザと位置 > Eメールアドレス から判断

ユーザと位置 > Eメールアドレス から判断

Jamf側にメールアドレスが登録されている場合は「利用」に、それ以外は「在庫」に。

電話番号

(1)MDMベース

-

ネットワーク > 電話番号

ロケーション1

(2)Adminaベース

ユーザと位置 > 建物

ユーザと位置 > 建物

ロケーション2

(2)Adminaベース

ユーザと位置 > 部署

ユーザと位置 > 部署

購入日

(2)Adminaベース

購入 > 購入日

購入 > 購入日

製造元

(1)MDMベース

ハードウェア > Make

"Apple”

型番

(1)MDMベース

-

ハードウェア > モデル番号

CPU

(1)MDMベース

ハードウェア > プロセッサタイプ

-

メモリ

(1)MDMベース

ハードウェア > メモリの総容量

-

HDD/SSD

(1)MDMベース

容量 > ドライブ容量

-

OS

(1)MDMベース

オペレーティングシステム > オペレーティングシステム

デバイスタイプ

バージョン

(1)MDMベース

オペレーティングシステム > オペレーティングシステムバージョン

一般 > iOS バージョン

キーボード配列

(1)MDMベース

一般もしくはハードウェア > 拡張属性

-

項目名:テキストフィールドより、

・項目名にKeyboardもしくはキーボード の文字が含まれる項目を検索。

・テキストフィールドに「US  or U.S」 が含まれていたら英語キーボード、「Japanese or JIS or JP」 が含まれていたら日本語キーボード

として判定しています。

ホスト名

(1)MDMベース

一般 > コンピュータ名

一般 > モバイルデバイス名

SIM番号

(1)MDMベース

-

ネットワーク > iccid

調達方法

(2)Adminaベース

購入 >購入またはリース

購入 >購入またはリース

購入先

(2)Adminaベース

購入 > ベンダー

購入 > ベンダー

購入価格

(2)Adminaベース

購入 > 購入価格

購入 > 購入価格

保証期間

(2)Adminaベース

購入 > リース有効期限

購入 > リース有効期限

最終利用(MDM)

(1)MDMベース

一般 > 最終チェックイン

一般 > インベントリの最終アップデート

新規でカスタム項目を作成せずに、MDM連携が開始されると、自動で作成される項目です。

管理対象

(1)MDMベース

一般 > 管理対象

一般 > 管理対象

管理対象

(3)MDM項目

管理対象:MDM有効

管理対象:MDM有効

   

拡張情報の取得

キーボード

キーボードの取得は、JAMF側でスクリプトを組んで、JAMFの拡張属性に登録することでAdminaに自動連携されるようになります。この仕組を一度構築すればAdminaまたはJAMF上で一つ一つキーボードを指定して登録しておく必要がありません。

(またMDM連携中はキーボードフィールドは更新できない様にロックされているので、同期の唯一の方法です)

方法については公式ページ、または有志のブログなどをご参照ください。

JAMF公式ページでの拡張属性の説明

https://learn.jamf.com/ja-JP/bundle/jamf-pro-documentation-current/page/Computer_Extension_Attributes.html

Too社のブログ

https://www.too.com/apple/apple_tips/extended_attributes.html

Adminaが自動検出するのは以下のルールに合致する場合です。

項目名:テキストフィールドより
・項目名にKeyboardもしくはキーボード の文字が含まれる項目を検索。
・テキストフィールドに「US  or U.S」 が含まれていたら英語キーボード、「Japanese or JIS or JP」 が含まれていたら日本語キーボードとして判定しています。

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