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Admina用ブラウザ拡張機能を配布してシャドーITを検知・SaaSアクティビティを取得する

マネーフォワード Adminaのブラウザ拡張機能でできること

マネーフォワード Adminaのブラウザ拡張機能をインストールすることで、APIから直接最終利用日を取得できないSaaSの最終利用日が取得可能になります。これにより、非稼働アカウントの検出を今まで以上に幅広く行うことが可能になります。

また、従来のGoogleログインによる検出に加えて、拡張機能で検出したSaaSをインテグレーションメニューのDiscoveryのおすすめに表示します(Adminaで連携対応しているSaaSのみ)。

また、拡張機能でシャドーITとして検知可能なSaaSはAdminaのDBに登録済みのSaaS(現在19万SaaS以上)が対象です。

【サポート範囲】

Edge

Chrome

Safari

Windows

対応済

対応済

非対応

Mac

対応済

対応済

非対応

  

【配布・セットアップ方法一覧】

  • MDMによる配布
    • リモートスクリプトの配布
    • レジストリキー(Win) / pfile (Mac)のリモート設定
    • MDM機能による拡張機能の制御
  • オンプレミスADサーバーを使ったGPOによる配布
    • GPOによるレジストリキーの配布
  • PC単体でのセットアップ
    • 手動でのレジストリキー / pfile の配布
  • Google Workspace管理コンソールからの配布(Chrome & GWSユーザーのみ )

組織への展開への3ステップ

  1. 導入担当者/チーム単体での動作確認、機能の理解、データの確認
    まずは、セットアップ方法やシステムへの変更内容、通信の経路などをガイドを見ながら理解いただくことで、動作について理解を深めていただくことができます。また実際にセットアップすることでどんなデータが検出されるか理解することができます。
  2. 今後利用予定の配布方法のトライアル(対象数名に対して配布の仕組みを構築)
    自動配布の仕組みを整備する前段階として、実際に配布のテストを数名を対象に行います。入退社のフローと連動して動くかどうかご確認いただけます。
  3. 新規従業員・既存従業員全体への配布
    実際に配布を行います。取得データが増えてくることを確認します。

その後、実際にデータを使ってシャドーITの整理や、利用中のSaaSの利用状況などを確認しましょう!

手順書

以下をご確認ください。

Windowsレジストリを用いたEdge拡張機能の配布

Windowsレジストリを用いたChrome拡張機能の配布

Google Workspace管理コンソールを用いたChrome拡張機能の配布

MDMの機能を用いた配布は各MDM製品のガイドをご確認ください。

pfileを用いたMacへの配布は

質問集

Q.どのようなデータを取得していますか?

A.ChromeもしくはEdgeでアクセスしたページのURLおよびドメインを精査しています。インストール時点のブラウザのアクセス履歴を含みます。イベントログには以下の情報を記録しています。

イベントログの詳細は【イベントログ】SaaSの利用状況を確認する をご覧ください。

   

Q. アプリケーションの利用履歴は確認できますか?

A. 取得対象外となります。ブラウザでのアクセスのみ取得します。

  

Q.APIから取得した最終利用日を更新するのでしょうか?

A.APIから直接取得するSaaSの最終利用日は更新いたしません。

  

Q.イベントログはどの程度の期間保存されますか?

A.保存期間は1年、閲覧可能な期間は3ヶ月です。

Q. カスタムアプリ(社内システム等)でも検出できますか?

A. カスタムアプリ作成後に、カスタムアプリにURLを登録いただくことで検出が可能になります。

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Google Workspace管理コンソールを用いたChrome拡張機能の配布

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