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【カスタムアプリ】クラウドサービスを手動で登録する

Yasuhiro Miyoshi 更新 by Yasuhiro Miyoshi

カスタムアプリ機能(手動連携)

マネーフォワード Adminaに手動でSaaSおよびアカウントを登録する方法です。

本機能により、以下のような対応が可能となります。

  • マネーフォワード Adminaに連携対応済みのSaaSを手動で登録する(SaaS側のプランが非対応で、自動連携ができない場合など)
  • マネーフォワード Adminaに連携未対応のSaaSや、自社稼働・オンプレミスシステムを手動で登録する

 

サービスを手動で登録する

マネーフォワード Adminaで対応可能なSaaSを手動登録する。

マネーフォワード Adminaで連携が可能なSaaSにもかかわらず、SaaSのご契約プランによって自動連携ができないケースがあります。例として、Adobe CCの手動登録をご説明します。Adobe CCの自動連携にはエンタープライズプランの契約が必要です。エンタープライズプラン以外のプランをご利用のお客様も、Adobe CCを手動で登録することでアカウントの一元化が可能となります。

カスタムアプリの登録には、Adminaもしくは該当サービスのService Manager権限が必要です。
マネーフォワード Adminaの管理ユーザと権限(ロール)の設定
  1. インテグレーションからAdobe CCを検索し、[サービスを手動で登録する] をクリックします。
  1. ワークスペース名に任意の名前を入力し、[作成する] をクリックします。(デフォルトでは、マネーフォワード Admina環境作成時の組織名が入力されています)

  1. サービス一覧に、サービス名がAdobe CCとして、作成したワークスペース名で登録されます(ワークスペース名のみ「カスタム」の表記)。URLやサービス名を変更する場合、右上の[編集]ボタンで変更可能です。

 

マネーフォワード Adminaの非対応SaaSや自社システムを手動で登録する

自社稼働のシステムなど、インテグレーション一覧に存在しない、SaaSやシステムのアカウントを管理する場合の手順を説明します。

  1. インテグレーションから、[インテグレーションせずにサービスを登録し管理する] ボタンをクリックします。(サービス名に適当な文字列をいれて検索すると、ボタンの表示がしやすくなります。)
  1. サービス名、もしくはURLを入力した際に、マネーフォワード Adminaのデータベースに登録があるサービスの場合、サービス名を選択できます。自社運用サービスなど、サービス名がない場合、[任意に名前をつける]を選択し、入力します。ワークスペース名を入力し [作成する] ボタンをクリックします。
ここで自動的に表示されたサービス名を選択すると、コスト可視化機能やSaaSイベントログで表示されるSaaSとマッチングが可能になります。「任意の名前をつける」場合、それらの機能の利用および、マッチングができません。
  1. 登録したサービスが表示されることを確認します。サービス名・ワークスペース名ともに「カスタム」と表記されます。URLやサービス名を変更する場合、右上の[編集]ボタンで変更可能です。

   

登録したサービスにアカウント情報を追加する

追加したサービスに、アカウントに関する情報を追加・編集します。

アカウントの手動登録
  1. 追加したサービスの右端矢印部分をクリックし、[編集]ボタンをクリックします。
  1. カスタムワークスペースの編集画面が表示されますので、表示された項目を追加・編集します。

編集可能な項目

  • ユーザー名:すでに登録済みの従業員マスタを選択するか、任意の値を入力可能です。
  • メールアドレス:ユーザー名で選択したユーザがメールアドレスを持っている場合、自動で入力されます。任意の値を入力することも可能です。
  • ライセンス:任意のライセンス名と合計数量を設定し、そのユーザーに割り当てることができます。(Adminロールのみ可能です
    • 設定例)BasicライセンスとProライセンスを作成し、Proライセンスをユーザーに割り当てています。使用数が1増加し、未使用数が1減っています。
  • ロール管理者ゲストその他から選択します。選択肢にないロールについては、手入力でロールを作成することも可能です。
  • 2FA: 2FAログインを実施しているかどうか、有効か、無効かどうかを設定できます。

全て入力後、[適用]ボタンを押すとアカウントの登録処理が開始します。

 

アカウントの一括登録

登録したシステムのアカウントの一括登録を行います。

  1. 追加したサービスの右端矢印をクリックし、[アカウントインポート] をクリックします。
  1. アカウントのインポート画面が表示されます。[テンプレートをダウンロード]ボタンから、テンプレートファイル(.csv)をダウンロードします。
  2. ダウンロードしたテンプレートのフォーマットに従い記入し、CSVファイルを保存します。(7行目の内容は記入例ですので、削除ください
    ・対応するCSVファイルの文字コードは、UTF-8, EUCJP, JIS, SJISです。
    ・機種依存文字はサポート対象外です。
  1. 保存後、ファイルをドロップすると自動的に登録処理を開始します。またはクリックし、アップロードするファイルを選択ください。「CSVに記載されていないアカウントを削除する」にチェックを入れてアップロードすると、CSVファイルに存在しないアカウントの削除が可能です。
  2. アカウントタブから、アップロードされたアカウントが登録されているか確認ください。

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