目次

【ディレクトリ】Admina Directory

Yasuhiro Miyoshi 更新 by Yasuhiro Miyoshi

Admina Directoryとは

情報システム部門向けに、管理しやすい情報を取り扱うための専用ディレクトリです。これまで従業員マスタからのみアカウントの同期を行っていましたが、ディレクトリに直接アカウント情報を追加、編集が行えたり、ゲスト、入退職者のステータス変更が可能となります。コンセプトについては下記のサイトをご確認ください。

Universal Directry - 漏れなく・繋がる 新しい ディレクトリ サービス

・現在、アカウントとディレクトリが並行稼働していますが、将来的にディレクトリへの統合を予定しています。
・アカウントメニューのユーザータイプとディレクトリのユーザータイプで差異が生じることがありますが、検知ロジックの差異によるものです。ディレクトリのユーザータイプを正として認識ください。

利用方法

Peopleの確認

ディレクトリに登録されたオブジェクトをPeople(ピープル)と呼びます。デフォルトでは、アカウントメニューで表示されたアカウントと同一の内容(従業員マスタのアカウント+連携したSaaSのアカウント)が表示されます。

Peopleをクリックすると詳細の確認や情報の編集が行えます。

 

ユーザー情報

Peopleをクリックすると、詳細をご確認いただけます。各パラメータの追加や変更が可能です。表示・編集が可能なデフォルトの項目は次の表のとおりです。

項目名

内容

表示名(必須)

表示名を入力します(例:木村 太郎)

性を入力します(例:木村)

名前を入力します(例:太郎)

プライマリメールアドレス(必須)

プライマリメールアドレスを入力します。

セカンダリメールアドレス

セカンダリメールアドレスを入力します。

社員ID

社員番号を入力します。

タイプ

正社員、従業員など選択いただけます。登録されているメールアドレスのドメインによって、選択可能な項目が決まっています。

詳細は後述する補足をご覧ください。

ステータス

以下のタイプから選択可能です

  • 下書き
  • 入社前
  • 就業中
  • 休職中
  • 退職済
  • アーカイブ
  • 未監視(タイプ:未管理IDのみ)

マネージャー

上長にあたる方を、ディレクトリの一覧から選択します。

勤務期間

入社から退職までの日付を入力します。

休職期間

休職期間の日付を入力します。

会社

所属する会社名を入力します。グループ会社に所属しているなど管理が可能です

職種

メンバーの職種・役割などを入力します。(例:営業マネージャーなど)

部署

部署名を入力します(例:営業部)

場所

所在地を入力します。(例:東京本社、大阪支社など)

メモ

上記以外の項目を自由に入力可能です。

 

項目のカスタマイズ

上記のデフォルトの項目に、独自の項目を追加したり、項目の表示・非表示の設定が可能です。詳細については、【ディレクトリ】管理項目のカスタマイズをご覧ください。

 

補足1:ユーザータイプについて

ユーザータイプはAdminaに登録されたドメインとアカウントのメールアドレスによって指定できるタイプが決定します。例えば、Peopleのプライマリメールアドレスが自社ドメインの場合、コラボレーターなど一部の外部IDは選択いただけません。入力可能なタイプの組み合わせは下記の表のとおりです。

ユーザータイプ / IDの種類

社内ID

外部ID

システムID

不明ID

未管理ID

役員

正社員

◯(デフォルト)

契約社員

派遣従業員

パート従業員

出向従業員

契約従業員

コラボレーター

◯(デフォルト)

グループアドレス

◯(デフォルト)

共用アドレス

テストアドレス

その他

不明

◯(デフォルト)

未管理

◯(デフォルト)

  • 社内ID:自社のID、自社のアドレス(設定 > 組織のドメイン情報)にマッチするIDです。
  • 外部ID:ゲストやコラボレーターなど自社以外のIDです。
  • システムID:グループアドレスなど、システムに紐づいたIDです。
  • 不明ID:メールアドレスがないなど、どこにも紐づかないIDです。
  • 未管理ID:クラウドサービスと連携することで発見された、従業員マスタに未登録のIDです。社内IDなどのユーザータイプに変更して管理が可能です。また、ステータスを「未監視」として、そのまま管理しないという選択も可能です。

 

補足2:ステータス「退職済み」・「休職中」について

「退職済」ステータスおよび「休職中」は指定した従業員マスタの条件に基づいて自動で更新されます。

例)Google Workspaceで削除→Adminaと同期→ディレクトリのステータスが「就業中」から「退職済」に自動で更新

一度「退職済」に更新されたステータスは、従業員マスタ側で再度アクティブとなった場合、自動で「就業中」に更新され

ます。

 

全ID数

Peopleに紐づいたメールアドレス(ID)の一覧が確認いただけます。

サービスタブ

Peopleに紐づいたサービス(SaaS)の情報の確認が可能です。

Peopleの追加

ディレクトリにピープルを新規で追加する方法です。個別登録とCSVによる一括登録が可能です。

  

個別追加

1名ずつ追加する方法です。ディレクトリメニューから下記画像のアイコン [新規ピープルを追加]をクリックします。

ユーザー情報が表示されますので、各項目を入力し、保存ください。

 

一括登録(CSVインポート)

CSVファイルから一括登録を行う方法です。ディレクトリメニューから下記画像のアイコン [インポート]をクリックします。

[テンプレートをダウンロード] からCSVテンプレートをダウンロードします。

テンプレートの各項目や注意点については【ディレクトリ】インポート用デバイス台帳CSVの作成方法 をご覧ください。

CSVを編集・保存後、ファイルをドロップするとインポートを実行します。

Peopleのエクスポート

次の画像のボタンをクリックすることで、CSVファイルにエクスポートが可能です。

  

Peopleの削除

アーカイブ

不要になったPeopleなど、ディレクトリの一覧から非表示とするためには、アーカイブという操作を行います。どのサービスにも紐づいていないアカウント(サービス数0)がアーカイブ可能です。アーカイブを行うアカウントを、右端の引き出しからArciveを実行します。

確認画面が表示されるので、[アーカイブする]をクリックします。

[確認する]をクリックします。 

アーカイブが完了します。アーカイブされたデータは ステータス > アーカイブで確認いただけます。アーカイブを元に戻す場合、Unarchiveを実行します。

 

削除

ディレクトリからPeopleを恒久的に削除します。

削除を行ったユーザーはAdminaから表示されなくなり、復旧できなくなるためご留意ください。

削除したいユーザーをクリックし、詳細画面から[ユーザーを削除する]を実行します。

ダイアログが表示されますので、[ユーザーを削除する]を実行します。

正常に削除されると、右上にメッセージが表示され、削除が完了します。

この記事はお役に立ちましたでしょうか?

SaaSアカウントを新規登録・追加する(プロビジョニング)

【ディレクトリ】インポート用ディレクトリ台帳CSVの作成方法

お問い合わせ