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7.MDM連携に対応SaaSとAdminaデバイス台帳を連携する

Yamaguchi Kaori 更新 by Yamaguchi Kaori

本連携はデバイス管理機能をご利用のお客様が対象です。トライアルを希望される場合は、チャットの「サポート担当者に直接質問する」からご連絡ください。

MDM連携の目的

デバイス台帳(AdminaやExcelなど)の管理項目、SaaS(MDM連携に対応)の管理項目での重複管理が発生しています。

本機能はAdminaのデバイス機能をマスターの管理台帳として機能させる」ことで、重複管理を解決し、業務を効率化することを目的としています。

   

MDM連携におけるAdminaの基本運用

   

同期概要

 ※SaaS(MDM連携に対応)毎の同期対象項目は同期対象項目をご確認ください。

      

同期仕様

  • SaaS(MDM連携に対応)からAdminaに対するデータ連携(書き込み)になります。
  • AdminaからSaaS(MDM連携に対応)へのデータ連携は行いません。
  • SaaS(MDM連携に対応)と連携することで、SaaSからAdmina側へマージ対象項目を同期します。
  • 同期のタイミングは、SaaS(MDM連携に対応)との最初の連携時、夜間(自動)、任意(手動)の3つのタイミングです。
  • シリアルナンバーマージのキーにしています。
  • SaaS(MDM連携に対応)側のシリアルナンバーとAdmina側のシリアルナンバーが一致する場合、マージ処理が実行されます。
  • SaaS(MDM連携に対応)側のシリアルナンバーと一致するデバイスがAdmina側に存在しない場合、Admina側に新規デバイスとして登録されます。資産番号を採番しますので、独自の資産番号に修正してください*。
  • SaaS(MDM連携に対応)側にシリアルナンバーがない場合、Admina側に新規デバイスとして登録されます。資産番号を採番しますので、独自の資産番号に修正してください*。
  • MDMでデバイスを同期後に手動またはCSVでAdminaにデバイスを追加した場合、その後の同期ではマージされません。手動またはCSVで先にAdminaにデバイスを追加して、MDM同期を実行するとマージされます。
*同期された資産番号はUIから手動でのみ変更可能です(CSVでの一括変更は不可)

   

同期対象項目の説明

Admina側の項目

同期パターン

SaaS側 (MDM連携に対応)

Admina側で管理する項目名を指します

主に2つの同期パターンが存在します。

(1)MDMベース

・常にMDMからマージされます。

・既にAdmina側の台帳項目に値が存在する場合、上書きがされます。

・Admina側の台帳項目の手動修正は不可能

(2)Adminaベース

・マージ処理は最初の1度のみ

・但し、既にAdmina側の台帳項目に値が存在する場合、上書きがされない。

・Admina側の台帳項目の手動修正は可能

(3)MDM 項目

・MDMと連携した場合に新たに作られる項目

・MDMによって項目名が違う

SaaS側のコンピュター情報の取得箇所

  

     

同期対象項目

SaaS(MDM連携に対応)毎の同期項目をご参照ください。

同期対象項目(Jamf Pro)

同期対象項目(Kandji)

同期対象項目(Microsoft Intune)

同期対象項目(LANSCOPE エンドポイントマネージャー )

   

MDM同期時の項目更新の有無(フローチャート)

  

FAQ

Q. MDM連携のよくある質問を確認したい。

A. MDM連携のよくある質問はこちらをご参照ください。

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