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3-1.自動化でGoogle Workspaceのアカウントを追加する

Yamaguchi Kaori 更新 by Yamaguchi Kaori

Adminaの自動化(ワークフロー)を使用して、Google Workspaceのアカウントを自動で作成(プロビジョニング)するための設定手順です。

この設定により、入社日に合わせたアカウント発行などの定型業務を自動化できます。

     

事前準備(前提条件)

ワークフローを作成する前に、以下の設定が完了していることをご確認ください。

AdminaではGoogle Workspaceに連携した「特権管理者」のアカウントで代行して操作を行います。
連携していないドメインのアカウントは作成できないため、ドメインごとの連携が必須です。
  1. Google Workspaceの連携(アカウントを追加するドメイン)
    インテグレーション > インテグレーションでアカウントを追加するドメイン(ワークスペース)の連携が必要です。
  2. 自動化でのマッピング
    自動化 > 設定 > 接続設定 > [接続を追加]の「サービス接続を追加」画面で、対象のGoogle Workspaceドメインがマッピングされていることをご確認ください。
  3. ディレクトリ情報の登録
    ディレクトリ > ディレクトリ情報でワークフローのトリガーおよびアカウント情報として、以下を設定してください。
    メールアドレス: Google Workspaceで新しく作成するメールアドレスを登録します。
            この時点ではまだ実在しないアドレスで問題ありません。自動化実行後にGoogleWorkspace側で有効化されます。
    勤務期間開始日: 自動化を実行するタイミング(入社日など)の基準となります。
    タイプ: 正社員・契約社員など、実行対象を絞り込む際に使用します。   

     

ワークフローの設定手順

自動化 > ワークフローでGoogle Workspaceの「provision」のワークフローを作成します。

詳細は新規従業員参加の設定手順もご参照ください。

    

注意事項

  • ドメインの不一致
    ディレクトリに登録したメールアドレスのドメインが、前提条件で設定したドメインと一致していない場合、エラーとなります。
  • ライセンス数
    Google Workspace側のライセンス上限に達している場合、アカウント作成は失敗します。事前にライセンスの空き状況をご確認ください。

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3-0.従業員入社時の自動化ワークフローを設定する

4.従業員退職時の自動化ワークフローを設定する

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